よく「 透明感 がある美少女」などとキャッチコピーが付いたり「透明感のある女性が好きだ」といった男性もいます。
何となく透明感のある女性のイメージは共通認識していると思いますが、定義は曖昧ですよね。
透明感 のある人とは、一体どんな人でしょうか?一体、どんな人が透明感のある人と呼ばれるのでしょうか。逆に、透明感があると言われない人はどんな人なのでしょうか?
そうして導き出した定義は『透明感=〇〇感』と言う結論になりました。
透明感 がある人の条件は?
インターネットで透明感のある女性を検索すると出てくる透明感の条件をまとめるとこんな感じです。
1、色白で肌が綺麗。
確かに、透き通る様な肌とも言いますし、それの最上級が透明感という考えも。
2、歯並びが良く、歯が白い
白さは透明感にだいぶ必要なのかもしれませんね。
3、清潔感がある
何となく、汚れ一つ無い白いワンピースを着ているイメージです。
4、健康的な体型
細すぎず、太り過ぎずという事でしょうか?いや細すぎますけどね。
5、髪がサラサラで艶感がある
髪の毛はしっかり黒髪という感じのイメージが強いですよね。
6、ナチュラルメイク
あまりバキバキにメイクをしないのが大切なのでしょうか。
などなどの条件が出てきました。確かに!とは思う反面。ちょっとスッキリしませんよね。少し考えてみて下さい。ぶっちゃけ女優や女性アイドルってみんなそうじゃない?と思ってしまいませんか?
例えば、どんな人が透明感のある人と言われているのか?ネットで調べると出てくる有名人は、浜辺美波さん
吉岡里帆さん
のんさん
などなど。
なるほどです。確かに、透明感があって皆さん綺麗ですよね。
透明感って特徴だと思うので、綺麗だけど透明感のない人や、透明感はあるけど綺麗と言われていない人もいるはずですが、あまり語られ無いのは何故でしょうか。
透明感 があると言われる人達との違いは?
例えば、有名人の藤田ニコルさんはとても綺麗ですし生活感もありますが、透明感に関してはどうでしょうか?上記の方と比べたら、“ハッキリしている”かもしれませんね。
例えば、朝比奈彩さんはどうでしょう。
色白、歯並びが綺麗、健康体型、黒髪、ナチュラルメイクと全ての条件が揃っている様にも見えますが、透明感のある人か?と言われたらどうでしょう。どっちかと言うと、スタイルに目がいって透明感の事なんて考えないでしょう。
例えば、上記の条件に当てはまらないですが、深津絵里さんを見てみましょう。

先述した条件なんてお構い無しに、透明感の塊の様な方ですよね。この方は、例え金髪になろうが、バリバリメイクをしようが、関係なく透明感がありますね。
矛盾する『透明感を出す』という話
今まで透明感のある人を考えていて思ったのですが『透明感がある』って言葉としておかしいですよね。透明感って、そこに無い事を指している訳ですからね。
つまり、こういう事でしょうか?
透明感のある人=『特徴・アピールポイントが無いけど美人』
特段、スタイルが良いとかキュートさがあるとか、そういった特徴は無いけれども美人。そんな人に透明感という特徴をつけ、新たな魅力にしているのかもしれません。
いや、んん…。
何だか、自分で言っておいて歯切れが悪いですが、納得感が薄いですね。本当にそれだけなのかな?と思いました。改めて、ネットで透明感のある有名人を見た所…
・新垣結衣さん ・上白石姉妹 ・トリンドル玲奈さん ・福原遥さん
などの方々も透明感があると言われています。この方々に特徴が無いとは思えません。
これってやっぱり、肌質によるものなのかな?
ならば肌が白くて透明感のある、は同じ意味となるのか?ん〜、少し、写真を見ながら考えました。
浜辺美波さんって、個人的に顔の印象があまり無いんですよね。見る度に変わっていくというか、目をつむると顔が思い出せないというか。
何となくどこか『昔好きだったあの人』に似ているな。と思いませんか?そしてそれは、何百万人の男が思っている事なのかもしれません。
そう考えるとどうでしょう。透明感のある人は、どこか『昔好きだったあの子感』を持っている人なんじゃないでしょうか。浜辺美波さんものんさんも深津絵里さんも、学生時代の恋心を思い出す人達ばかりです。
そう、 透明感 とは過去との思い出を投影させる人
過去に好きだった人を重ね合わせ、投影させる人を透明感のある人と言う。
透明感=『昔好きだった人感』という事でしょうか。
過去の思い出を投影している為、どこか被写体として透明になっているのかもしれません。
被写体としての条件さえ揃えれば、皆が過去の記憶から自分の好きな姿を勝手に描いて好きになる。そう考えると、少し切ないですよね。
ですが、女優としての本懐はそこにあるかもしれませんね。アイドルやモデルが透明感を持たないのは、被写体としてではなく、自分をアピールしているからかもしれません。
ナンバーガールの名曲『透明少女』はあの日のあの子を追いかける歌でしたが、もしかしたら向井秀徳は『透明感』の意味に気がついていたのかもしれません。
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